大手居酒屋店のグリストラップ先のつまりで、30mのワイヤーを入れても解消しなかったとのことで、弊社に依頼が来たのですが・・・
当然「他社が解決できない詰まりもご相談下さい!!!」と広告などでうたい文句にしている手前、そういう依頼は入りますよね。
ただ、この日は仲間が非番で私一人だったのですよね。
気持ち的にはいきたくない。30mもワイヤー入れて抜けないような現場を一人で行くのはしんどすぎる・・・けども行かないわけにはいかない。「私がやらなければ誰がやるんだっ!!」勝手な使命感と抜けなかったらどうしようという男心はこれマーブルチョコレート。
現場について唖然としました。客席にまで水が流れてきてしまっている。あれまてよ「あれまてよ、これグリストラップのつまりでいいの?つまっているだけ?あふれてますよな!!川は氾濫しておりますよなっ!!」
この中で40mから50mくらいのワイヤーを入れていく作業って決死の覚悟が結構いります。
というのも、40mもワイヤーを入れてしまうと、引き抜けなくなる可能性もあり、水も冷たいのでずぶぬれの作業で体力が奪われ指先はワイヤーとワイヤーを連結する際、かじかんでしまい、作業効率が非常におちます。
とりあえず水が引いてくれればと思って、ローポンプ(空気圧)で作業してみましたが、さすがにびくともしない。ダメ元でやってみたらやっぱりダメだったパターンです。無駄に体力を消耗しただけでした。
とりあえずマシーンを台車に乗せて、漏電とか怖いですからね。一応水場で使う道具ですから簡単には壊れないですが、それでも壊れたら多額な修理費がかかるし消耗もはげしいので、ワイヤーは23㎜だと曲がりが曲がらず(それも無駄に試しました)10㎜だと弱すぎて負けて(それも試しました)16㎜のワイヤーが丁度油を砕きつつ、進んでくれました。実に40m。連結は一本2mなので、実に20回にわたる連結を繰り返し
(作業時間、ワイヤー挿入作業だけで2時間くらい)
その時は訪れました。ようやく水が引いてくれた。
実に40mで解消。ちなみにワイヤーは80mくらいまであります。苦労して解決した際の喜びはなんともいえませんが・・・勝利者の気分を味わえたのは一瞬で
片付けないといけない。ワイヤーを抜き戻すのも一苦労。まとめるのも一苦労。
実に作業開始から6時間ふくらいの作業ですかね。無駄にローポンプつかったり、簡単な作業から入ったのが余計に時間をかけてしまいました。機材から出るワイヤーの太さを調整するネジがあるのですが、それが手がかじかんでしまい、上手くフィットしてくれず余計に時間がかかりました。
とはいえ、無事解決してよかったです。
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