新宿区水道町にある焼き鳥屋さんの排水つまりでお呼ばれして行ってきたのですが
最初聞いていたのはマスまで3mくらいで、ただ、マスの上にダクトなどがあり開かないとのこと、それでも3m程度なら大したことはないかな?と思い、5分で終わるかな?とか結構安易な思考で現場入りしました。
だけど・・・・ワイヤーが入っていかない。でも3m以上は入っているけど詰まりも抜けない。
マスを開けたいけど・・無理。本当に開かずのマスだった。
2年前くらいにも一度詰まったらしく、その時来てくれた業者さんいわく、「このマスが開かないから大変です」と言われたとのことでした。
抜けないものは仕方ないので、一応排水ルートをチェックから再開。ヒントを探す旅にでました。
建物と排水管の構図は簡単に描けば上の図ですね。見て回ると違和感。
詰まってたのは最終桝付近の排水管で
この写真は図の真ん中の雨水マスですね。最終桝とグリストラップを結んだ排水口の深さより全然深いマス。それが開かずのマスとの直線上に存在する違和感
ということはこれ・・・・・
開かずのマス関係なくね!!?
まじかよー!!
前回対応した業者さんこれやっぱ・・適当なんだろうな。これ最終桝から高圧洗浄すればすんなり解決しただけの案件に、なかなか抜けないから2時間くらいかかりました。情報っていうのはすごく大事だなと思います。
排水ルートを描くとこういうことになります。これはあくまでわかりやすく描きましたがグリストラップ側からワイヤーを入れても最終桝までワイヤーは来ていたけど、焼き鳥屋さんの油って、粘着質なのでワイヤーでは抜けにくいこともおおく、また今回は最終桝がすごい状況になっていたので気づかなかったのですね。
ただルートが分かれば話は早いですよね。あとはどうやって除去するか。高圧洗浄を使うか、ワイヤーの特殊先端工具で油を搔きだすか、
圧倒的な油取り除き力はトーラーにつける特殊先端工具のほうが早いのでその対応をして詰まりを抜きました。
先入観というものの怖さ。開かずのマスがある。だからグリストラップからしかアプローチできない。と言われると、排水詰まり抜きの基本、「常識を疑う」ということを忘れていました。
こうなっているに違いない、普通はこうなっているという常識。そうじゃないから詰まり安いわけですからね。ランバラル的に言えば「戦いの中で戦いを忘れた」感じでした。伝聞と状況証拠の積み上げにより見えてくる排水ルート。
まぁでも無事解決したから良かったのですけどね。というかすごく簡単なことが時に偽情報ですごく混乱させられることがあり、自分ももっとスキルを高めていきたいなと強く思う現場でした。
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