川口市にある大手居酒屋さんからのご依頼で厨房が溢れそうとのことで至急お伺いしました。
現場到着すると脳内に浮かんだのは「マジで恋する五秒前」とかいう歌がむかしありましたよね?それのパロり「マジで溢れる5秒前」という言葉が脳内に浮かびましたが仲間やお店のスタッフさんがいる手前、不謹慎に思い心に留めました。
実際に5秒で溢れることはないし、厨房が水浸しでも防水も効いていれば現場のコックさんは大変だろうけども、大問題(階下漏水)とかにはならず解決できる場合がほとんどですけどね。
とりあえずお店の縦管に一番近い排水口からワイヤーを20m以上入れたのですが・・・解決せず。通常は15mくらいで掃除口を設けたりするのですけど、古いビルだと平気30m40mと、ただ排水管がつながっているだけで、しかも排水管が90度に曲がっていたりとか多いですからね。
「打つ手ねーじゃんこれ?」とか仲間に愚痴りながらも、お店の方に話を聞くと皆同じ作業をしているとのこと。「御社もダメですかね?」とか言われると「ダメです!諦めますね。じゃっ!」と帰ると立つ瀬もないので、とりあえず逆に言うと排水管の水の逃げ場がほとんどないのであれば
まさかのローポンプを使用。これは家庭のトイレの紙つまりなどを瞬間的に解決する道具ですね。道具自体はネットでも販売していて15,000円くらいの道具なのですが、実はこれが難航現場で以外と救世主になることも多いです。
排水つまりを完全解決に導くことは残念ながら、ローポンプではできなかったのですが、水位が引いたので高圧洗浄をすることに。
最初は電動トーラーと呼ばれるワイヤーを送り出す機材で20mワイヤーを入れましたが、高圧洗浄に切り替えたのには理由が2つあります。
1つ目は魚介系の油で排水管の中にたまる油が粘着質なので、ワイヤーで穴をあけたところでスライム上の油が覆いかぶさりすぐ開いた穴をふさぐこと。
2つ目はこの居酒屋さんが上空階だったために、出口もわからずワイヤーを20m以上入れると抜けなくなる可能性が高いこと。ワイヤーは高圧の洗管ホースと比べすごく重みがあります。
で、無事つまりも解消しましたので、カメラで排水管の中を確認
詰まりが完全に抜けた後、排水管内を見てみると実際15mくらいでビルの縦管にグリストラップからの横引管がつながっているんですのよね。つまり詰まっていたのは15m以内の距離なのに、最初20mのワイヤーを入れても抜けなかったのは 油がスライム状になると、ワイヤーが通っているけど抜けないみたいな事が起きます。
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